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取組事例

住宅問題への助言者のための心理カウンセリング研修

当協議会では、すまいと「こころ」、そして「家族」の問題をとらえるための基本原理、問題解決のための実践的「知」の体系を学ぶために、カウンセリング研修を行っています。

住宅問題への助言者のための心理カウンセリグ研修

主催:一般社団法人すまい・カウンセリング協議会   統合的心理療法研究所(共催)
講師:野末武義(統合的心理療法研究所所長、明治学院大学心理学部心理学科教授)

カリキュラム

1. カウンセリング概論(90分)
1) 一般的な相談とカウンセリングとの違い
2) さまざまなカウンセリング理論
3) 統合的なアプローチ:システム思考(個人・家族・コミュニティの相互影響関係)

2. 家族のライフサイクル:住まいの問題と絡めてPart1(90分)
1) 現代社会の急速な変化と家族の変化
2) 家族が直面するさまざまな危機
3) 異文化体験としての夫婦関係

3. 家族のライフサイクル:住まいの問題と絡めてPart2(90分)
1) 乳幼児を育てる家族
2) 思春期・青年期の子どもを育てる家族
3) 老年期の家族・三世代同居家族

4. カウンセラーの基本的な態度から学ぶ:一般的な相談にどのように活かすか(90分)
1) 受容
2) 共感的理解
3) ジョイニング
4) 多方向への肩入れ
5) 戦略的中立性
6) リフレーミング

5. ロールプレイ1(90分)
1) 望ましくない聴き方
2) 日頃の聴き方をふりかえる

6. ロールプレイ2(90分)
1) 望ましい聴き方
2) まとめ:援助者自身の自己理解の必要性

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